まだ子ども1人では寝れないだろうから、コールマンのファミリー2in1を親子で使いたい。
でも、ファミリー2in1の封筒型って、何歳まで一緒に使えるかな。
秋だと気温が何度まで使えるかしら、、?
こんな疑問にお答えします。
結論として、親子で使う場合、子どもが6歳くらいまでが妥当でした。
快適的に使用できる温度は、最低気温10度くらいです。
6歳くらいになると
- 1人でマミー型寝袋で寝れる
- 体が大きくなってきた子どもが、寝返りをうつと隙間が空いて寒い
- 親子3人(子ども2人、母親)だとぎゅうぎゅうになる
- 寝袋のスペースで子ども同士が喧嘩する
という状況になります。
ぎゅうぎゅうだけど足元はスカスカで寒い。
スペースの取り合いで子どもが喧嘩する。
寝返りうつと冷気が入るので動けない。「もう無理だ、、」と限界を感じました。。
6歳ぐらいになれば、1人で寝袋がで寝れるようになります。
寝袋はやはり個別にした方が暖かいです。。
ポイント
ただし、ファミリー2in1を封筒型ではなく、夏に広げて敷布団として使うのであれば、もっと長く使えます。
旧バージョンは幅が150cm、新バージョンは168cmあります。
キャンプマットの横幅が55cmくらいなので、親子2人で使う場合は充分です。
この記事では、最低気温4度で親子3人で使用して寒かったキャンプでのレビューを書きました。
(筆者が使っているファミリー2in1は旧バージョンタイプです。)
6歳、3歳、母の3人では狭い
6歳、3歳10ヶ月、母の3人でファミリー2in1 C5を使いましたが狭かったです。
(全員標準体型)
1年前は3人で使っても快適でした。
しかし、久しぶりに使ってみたところ、寝返りが打てないくらいみっちりに!
そうすると
- 狭いので子どもが寝袋を引っ張ったり位置のとりあいでケンカする
- 大人は寝返りできずに体が痛くなる
- 寝袋から出入りしにくい
- 身動きすると毛布がずれて寒い
となり「もう3人で使うのは無理だ」と実感。
※筆者が使っていたファミリー2in1は横幅が150cmタイプです。新バージョンは横幅が168cmです。ただ18cm増えても狭さは厳しいと思います。。
今後は、6歳児はマミー型寝袋にし、大人と3歳児はファミリー2in1をばらして個別に使うことにしました。
夏など暖かい時期は、片側だけ連結し広げた状態で敷布団で使うのも予定してます。
その後、6歳娘には、コールマンのキッズマミーアジャスタブル/C4が140〜170cmまで調整できて便利!という記事でも書きましたが、個別にキッズ用寝袋を購入しました。
ファミリー2in1は敷布団にできたりと、客用布団にしたりと便利なので、もしキャンプで使わなくなっても、防災用に保管しようと思ってます。
最低気温4度での使用は寒かった
10月下旬、夜の気温が4度の状況でコールマンのファミリータイプ2in1 C5を幼児2人、大人1人で使いました。
かなり寒かったです!
子ども達は熟睡してましたが、大人は寒くて寝られず。
最低気温4度での使用は無理でした。
C5の使用可能温度は5度
コールマンファミリー2in1 C5の使用可能温度は5度です。
キャンプをした時の最低気温の4度は、使用可能温度を下回ってるのでそりゃ寒いはず。。
「もってる寝袋は0度までいけるはず」と思い込んでいたのですが、あとで調べてみたら使っていたC5の寝袋は使用可能温度5度だった(汗
寝袋の素材は綿なので、ボリュームがありますが、C5は最低気温4度で使える厚みではなかったです。
とにかく末端の足が冷えました。
足が寒くて寝られず、足を曲げて温めると少し寝れる。でも、気づくと足を伸ばしてるから冷えて目覚める、の繰り返し。
「あ、これは寝られない、、、」という状態になりました。
きつかった。。
あくまで使用可能温度なので、快適に使う場合は、寝袋以外の防寒対策が必要と実感。
寝袋単体で利用するのであれば、最低気温が10度くらいからが妥当でした。
気温が低い場合は、寝袋の使用可能温度の確認や、防寒装備を用意するべきだったと痛感しました。。
ちなみにコールマンは商品名の「C+数字」で使用可能温度がわかるようになってます。
例えば
・C0→使用可能温度0度
・C5→使用可能温度5度
となっています。
3シーズン(春夏秋)用に使いたい場合は、C0かC5が目安になります。
そして使用可能温度が低いほど、寝袋はふかふかになり中綿の容量が多くなるのでかさばります。
封筒型は密閉しにくい
封筒型はマミー型と違い密閉しないため、肩口が冷えやすいです。
最新版のコールマンの寝袋は、肩口をおおうサーマルスプリットカラーという襟がついているため、空気が入りづらいようになっています。
ただ、我が家が使ってるのは2019年購入の製品のためサーマルスプリットカラーはないタイプです。
子どもがもぞもぞ動くたびに肩口がずれて寒い寒い。。
最終的に、ほぼ顔まで寝袋に潜ってました。
布団と毛布のように顔まで埋もれるのは封筒型の利点です。
ファミリー2in1のメリットとデメリット
ファミリー2in1の一番のメリットは、マミー型で寝られない幼児も大人と一緒の寝袋で寝られることです。
一個ずつの寝袋をジッパーで連結できるので、大きい布団のように使えます。
※ファミリー2in1は連結できる寝袋2個セットです。
メリットは
- 大きい布団型で大人と幼児が一緒に使える
- 一個ずつの寝袋でも使える
- 厚みがあってふかふか
- 肌触りが良い
- ダウンより安価
- 洗濯機で丸洗いできる
- 予備の布団や防災用になる
などがあります。
個人的にはデザインも可愛いので気に入ってます。
大人と幼児が一緒に使える布団型の寝袋で、安価で予備の布団や防災用にもできて洗濯機丸い洗い可能と汎用性が高いです。
ファミリー2in1のデメリット
ファミリー2in1の一番のデメリットはかさばって重いことです。
中の素材はダウンではなく綿なので布団と一緒。
コンパクトにはなりません。
デメリットとしては
- かさばって場所をとる
- ダウンより重い
- 個体によってはジッパーの縫製が悪く連結しづらい
- モコモコしているのでたたみづらい
- 封筒型は密閉しにくくマミー型より寒い
などがあります。
かさばるので、車に搭載する前提の寝袋です。
でも、我が家は徒歩キャンプですが、メリットを重視して購入しました。
圧縮袋を使うと、多少は容量を節約できます。(それでも場所を取りますが、、)
徒歩キャンプはキャリカートを使って移動している記事に書きましたが
ファミリー2in1の寝袋は1個ずつ圧縮袋で収納し、モンベルのメッシュバッグに詰めて2輪キャリーで運んでます。
連結方法
連結方法は、一個ずつ寝袋のジッパーを組み合わせて大きな布団型にします。
広げた寝袋の内側を上下に重ねて、ジッパーでとじるだけ。
上下がわかるような模様になっているので、内側を上下に重ねるって覚えておけば簡単です。
ただ、個体によってジッパーがうまく噛み合わない場合があるようです!
当日、慌てないように
- ジッパーが噛み合うか
- 収納方法の確認
をしておくのをオススメします。
たたみ方、圧縮方法
たたみ方は、クルクルと丸めて寝袋にぬいつけられている紐で縛るだけ。
このままだとかさばるので、紐で縛った後は付属の袋ではなく別途購入した圧縮袋に入れて、ぎゅうぎゅうにしてから運んでます。
我が家は徒歩キャンプなので、運びやすいように圧縮する必要があります。
袋に入れて、十字のストラップでぎゅうぎゅう締める圧縮袋を利用してます。
丸っこい形に圧縮できるので、カバンに入れて2輪キャリーにつめて運んでます。
車で荷物に余裕がある場合は、付属の袋にしまうだけでいいと思います。
まとめ 使用する時期によって寝袋のタイプが別れる。3人で使うのは上の子が6歳ぐらいまで。
コールマンのファミリー2in1は、小さい子どもが寝袋で1人で寝られないという悩みを解決する布団のように使える寝袋です!
6歳以下の小さいお子さんと初めてキャンプする時に最適!
3シーズン使うのであればC5やC0。
あくまで使用可能温度のため、快適に使う場合は現地の温度から-5度が目安になります。
メリットは
- 大きい布団型で大人と幼児が一緒に使える
- 一個ずつの寝袋でも使える
- 厚みがあってふかふか
- 肌触りが良い
- ダウンより安価
- 洗濯機で丸洗いできる
- 予備の布団や防災用になる
デメリットは
- かさばって場所をとる
- ダウンより重い
- 個体によってはジッパーの縫製が悪く連結しづらい
- モコモコしているのでたたみづらい
- 封筒型は密閉しにくくマミー型より寒い
となってます。
使用目的と期間がはっきりしていますが、フルオープンにできたり、個別に使えたり、防災用や予備の布団にするなど応用が効き利便性が高く無駄にはならないです。
最後まで読んでくれてありがとうございます。