でも、図書館が遠い、雨降ってる、コロナで閉館、返しに行く時間がない……。と、なかなか行けないことがあります。
「返しに行けなくて、期限過ぎてしまった」ということもしばしば(すみません……。)
そこで、進研ゼミの「まなびライブラリー」が、図書館がわりになるか使ってみました。
■「まなびライブラリー」とは、進研ゼミ会員なら追加料金なしで利用できる電子図書館です。
結論は
子どもの読書量は増えた。
話題作など図書館にはない本が読めるから!
でも、まなびライブラリーでカバーできない部分があるので図書館にも行きたい。
となりました。
まなびライブラリーでカバーできない点
- 親がすすめる本をあまり読まない(紙の本だと側に置いとくと読むことが多い)
- 小学校1、2年は、読み尽くす可能性がある(おはなしの絵本は約100冊。絵本はすぐ読み終わる。)
- 図鑑はタブレットでは読みづらい(PCで閲覧できるので大きいディスプレイがあればカバーできる)
- 寝かしつけ時には使いづらい
結局、まなびライブラリーで読みつつ、図書館も利用してます。
本の整頓が必要ないので時短になるし、本代の節約にもなります。
そして、一番のメリットは、進研ゼミならば追加料金なしで利用できるところですね。
いわばおまけなのに、良質な本が約1000冊も読めるのはびっくりです。
絵本のサブスクである【まなびライブラリー】を使ってみた感想をレビューします。どうぞ〜。
- まなびライブラリーが図書館の代わりになるか
- まなびライブラリーの良い点、不満点
ちなみにまなびライブラリーは、ベネッセのサイトで、お試し体験ができるので実際に確認することができます。
進研ゼミ会員なら、約1000冊の本が追加料金なしで読み放題
まなびライブラリーは、進研ゼミ会員なら【約1000冊の本】と【20本の動画が見放題】という電子図書館です。
追加料金はありません。
これが追加料金なしで、タブレット、スマホ、PC から見れるので、かなりお得です。
↓ラインナップの一部です。図鑑、絵本、児童書など。
スカンピー、かいけつゾロリ、ドタバタヒーロードジルくんが娘のお気に入り。(コミックに近い児童書)
わが家は、こどもちゃれんじタッチへ入会中です。
はじめ、まなびライブラリーはおまけ程度にしか思ってませんでした。
子どもが気に入る本があるかなぁ?と思ってたからです。
でも、使ってみると、子どもが好きなそうなラインナップがたくさん揃っており娘の心にヒット!
おまけどころか、もはやメインコンテンツとして使ってます。
まなびライブラリーの良いところ
まなびライブラリーの良いところは以下の点。
毎月、多くの新しい本が配信される
毎月25日に、新しい本が追加されます。
確認してみると、2022年1月25日分は166冊ほどありました。
なんと蔵書の約15%も入れ替わります。
配信されるラインナップには、話題作が(例えばすみっこぐらし、鬼滅の刃のノベライズ)含まれます。
子ども読みたい本が、配信される可能性が高いです。
わが家の6歳児も、「すみっこぐらしだ〜」と喜んでました。
既存コンテンツを読み尽くしてしまっても、毎月多くの新しい本が追加されるので、飽きずに利用できます。
ちなみに配信期間は、ほとんどの本が半年になってます。
タブレット、スマホ、PCから読める
まなびライブラリーは、タブレット、スマホ、PCから読めます。
小学生だと、スマホはまだ持ってないと思います。
チャレンジタッチに入会していれば、タブレットからみるのがメインになります。
チャレンジタッチのタブレットは、画面が大きいので、児童書は快適に読めます。
PCから見る場合は
- 親が子どもに、読ませたい本を大きい画面で捜せるので楽
- 図鑑などの本を大きい画面で一緒に見れる
という時に便利。
スマホから閲覧では、大人が読みたい本がある場合に、スキマ時間を活用して読めます。
大人も読みたい本がある
まなびライブラリーは、子どもだけじゃなく大人も読みたい本があります。
↓↓中高生向きの本のラインナップの一部。鬼滅の刃、ブルーピリオドなど漫画のノベライズ、君の名は、約束のネバーランドなど映画のノベライズなど。
大人になって、また読みたい本、星の王子さま、赤毛のアン、不思議の国のアリス、などもあります。
読んでおきたい教養系の本は、イラストがポップになっているものもあり、とっつきやすくなってみます。
読みやすくする3つの機能
まなびライブラリーは、電子図書を読みやすくする3つの機能があります。
文字の大きさ変更
文字の大きさが、「特大」「大」「中」「小」で変更できます。
ただし、絵本など文字がイメージになっているようなタイプだと、文字の大きさは変更できません。
しおり機能あり
しおり機能があります。
いくつもしおりがつけられるので、中断したところ、お気に入りのページがすぐに開けます。
年齢にあったオススメの本を教えてくれる
まなびライブラリーは、年齢にあったオススメの本を教えてくれます。
↓一覧でオススメしてくれので、捜さなくてもいい。
他には
- 「ブックくじ」でおすすめ本をひく
- ジャンルごとにまとめたよみよむすいせん図書からえらぶ
- タイプを診断して、出てきたオススメ本を選ぶ
などの方法もあります。
また、来月配信される本も予告してくれるので、子供が楽しみに待ってます。
そして、配信されたらちゃんとタッチを開いて、読書とともにメインの学習コンテンツもやってくれます(ここ1番大事ですよね……。)
まなびライブラリーの不満点
使ってみて感じたまなびライブラリーの不満点を書いていきます。
マイボックスが5つは少ない
マイボックスが5つは少ないです!
まなびライブラリーで、借りられる本と動画はあわせては5冊までです。
使いかたは
- 検索して、読みたい本があったら、借りるボタンを押す。
- マイボックスに入る。
- 新しい本を借りる場合は、借りている本を返す
となってます。
↓マイボックスが自分の本棚のような場所
5冊借りてるときは、数ページのためし読みしかできません。
5冊は、ほんと少ないです。
というのも、子どもがお気に入りの本を、数冊マイボックスに入れたままにしています。
わが家は、娘が好きな本3冊が常にマイボックスに入ってます。
残り1枠は読みかけの本、空いてる1枠を、大人が子どもに読ませたいものを追加してます。
5つは使い勝手が悪いです。
せめて10枠にしてほしい。。
ダウンロードするわけではなく、ストリーミングで常にネットからDLしていくので10枠でも影響ないと思うんですけどね。。
この点は、ぜひ改善して欲しいです。
ページめくり方向がわかりづらい
ページめくり方向がわかりづらいです。
本によって、右めくりと左めくりが混ざっていて、ぱっと見どちらかわかりません。
下に出てくるページ数で、読み初めは確認できます。
でも、読み進めてちょっと戻ったりすると、どっちめくりだっけ?ってわからなくなります。
絵本は左めくり、通常の本は右めくりが多いです。
絵本や児童書を読むと、左めくり右めくりが混ざってしまうんですよねぇ。。
まなびライブラリーに、操作をカスタマイズ機能が少ないため、設定で改善ができないです。
電子ではなくやっぱり絵本が読みやすい、でも図書館に借りに行く時間がない、、という方は絵本の定期購読もおすすめです。
以前対象だった本が新しい本として入る
新しく本が入った!と思って、子どもに声をかけたら
「これ前に読んだことある〜。」という衝撃発言。
一旦まなびライブラリーの対象から外れて、また追加した場合も新作としてカウントされていました。
常に新しい本が入るわけではないようです。残念。
娘、がっかりしたかなぁと思ったけど
「また読みたかったから、別いいや!もう一回借りとこ。」とポジティブ発言。
となると、同じ本を何度も読むなら、読書量は落ちない。
さらに読み尽くして、新しく追加された本もほぼ読んだことがあるなら、今後、読書量が落ちていくかもしれません。
まなびライブラリーの面白い点
使ってて感じたまなびライブラリーの面白い点です。
他の人の感想や、今まで借りた人数がわかる
他の人の感想や、今まで借りた人数がわかります。
自分が読んで面白かった本が、他の人にはどうだったか?
何人くらい借りられてるのか?がみれるので、本を捜すときの目安になります。
人気作になると、1万人以上借りてます。
↓すみっこぐらしは、やはり人気があって配信されてすぐ1万人以上、借りてます。
子どもが借りた履歴がわかる
まなびライブラリーは、本を借りた履歴が残ります。
子どもがどういう本が好きなのか、どのくらい読んでるのか。
メモしたりしなくていいので楽です。
↓意外な本を借りてたりして、面白い……。でも、成長するうち、勝手に見ないでって言われそう。
6歳娘の使いかた
6歳娘のまなびライブラリーの使いかたです。
2ヶ月で、100冊近く読んだ
6歳娘は本好きなので、まなびライブラリーを気に入り、毎日のように使いました。
チャレンジタッチに入会しているので、タブレットでみてます。
タブレットが届いて、まなびライブラリーを使いはじめてから、2ヶ月で100冊ほど読みました。
読みたい本は、ほぼ読み尽くした状態。
「え?1000冊あって100冊で読みつくす状態になるの?」
と思うかもしれません。
まなびライブラリーは、1000冊ありますが、対象が小学生から中高生までと幅広いです。
その中で、小学1年生向けの本は200冊でした(2022年2月時点)
さらに200冊のうち、お話の絵本は101冊。
履歴を見ると、100冊借りてるジャンルは、ほぼお話系の絵本。
興味がある本は、読み尽くしたんだなとわかりました。
ただ、娘がうまく本の検索できていないので、取りこぼしもあります。
大人がときおり娘の読んだ履歴を見つつ、興味がありそうだけど読んでない本をすすめたり、タブレットで一緒に読んだりしてます。
幼児向けのライトな児童書とお話し系の絵本が好き
娘は、幼児向けのライトな児童書と、お話し系の絵本が好きです。
漫画大好きなので、コミック寄りの方がよく読みます。
↓イラストたっぷり、吹き出しの漫画よりの児童書がお気に入り
ただ、漫画はありません。
またコミックよりの児童書も数冊といったところです。
メインは児童書や絵本、図鑑などになります。
好みにあえば、上の年齢層の児童書も読む
好みにあえば、小学3年生向けの児童書も読むことがあります。
文字が多いので、どこまで読んでるかは謎ですが……。
ポップな表紙に興味がそそられて、読みはじめたようです。
数が多いので、眺めているうちに気になって自然と読み始めれば、絵本から児童書へのステップアップが進みます。
動画は、ほぼみない
動画は、ほぼ見ません。。
猫などの動物動画を数回見たくらいです。
ラインナップが、週間ニュース、工場見学、恐竜などで、あまり興味をそそらない様子……。
動画はいいや、という感じでした。
小学1年間+3ヶ月で306冊(本297冊、動画9)借りた。
小学校1年間+3ヶ月で306冊借りてました。
タブレットが届いたのが、入学前の12月なので、1年間+3ヶ月。
電子書籍297冊、動画9本見てます。
1年通しても、動画はほぼ見てないですね…。
電子書籍の297冊ですが、マイボックスに入れた冊数がカウントされます。
中身をちらっと見て、合わなければ返却するため、全部読んだ冊数ではないとは思います。
ただ、それでも結構読んでるな〜という感想。
猫好きなので、猫系の本も読んでます。
漫画よりな児童書ではありますが、確実にまなびライブラリーで読書量が増えました。
よく借りてた児童書(ほねほねザウルス、ようかいとりものちょう)
よく借りてた児童書は、小学校1年生向けとして、設定されている本がほとんどでした。
次のシリーズを気に入って、よく読んでました。
※注意:本が入れ替わるため、期間が過ぎると、まなびライブラリーの対象から外れます。
・ドタバタヒーロー ドジルくんシリーズ
・ほねほねザウルスシリーズ
・ようかいとりものちょうシリーズ
それ以外の、小学校3年生から〜の本は、字が多くなるので「字がいっぱい〜。」と言って、読了までは出来ないようでした。
たまに読んでるんですけどね。
子どもの読書量が増えるので図書館がわりになる!追加料金なしで良書がたくさん読めるお得な電子図書館!
まなびライブラリーは、約1000冊の本が進研ゼミ会員なら、追加料金なしで読めます!
良い点として
- 図書館にはない話題作があるので、子どもの読書量が増える
- 毎月、多くの新しい本が追加される
- 絵本、児童書、ライトノベル、図鑑、知識系の本と幅広く子どもが興味を持ちやすい
- 上の年齢層の本もポップな表紙に惹かれて読めば、絵本から児童書のへステップアップになる
とメリットがいっぱい!
デメリットは
- マイボックス(借りられる本)の登録が一度に5冊までと少ない。5冊以上借りる場合は、返す必要がある。
- ページめくり方向がわかりづらい
です。
実際に使ってみて、まなびライブラリーは進研ゼミのコンテンツの一部でありながら、メインコンテンツばりに利用できる電子図書館でした。
進研ゼミ小学講座でチャレンジタッチか、チャレンジ1年生か迷いましたが、まなびライブラリーは大きいタブレットで本が快適に見れるのでおすすめです。
まなびライブラリーは、ベネッセのサイトで、お試し体験ができるので実際に確認することができます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。