
字が汚いのを直したいけど、練習が続かない。
練習、なかなか続きませんよね…。
練習し始めた当初は、吸収率が良いので、ぐーっと成長します。ここは楽しいので続きます。
しかし、その後は成長がゆっくりになるので、リターンが少なくなるとともに、モチベも下がっていき、やがて、やらなくなります。



私は、一定期間は練習ができましたが、最初の成長が止まったあたりで、モチベが下がってしまい、継続が難しくなりました。
やっぱり飽きるんですよね…。
なので、字の練習だけするのに飽きたなら…本を写しながら字の練習もすればいいんじゃない?という記事です。
- なぜ本を写すのか
- 本を写すメリット
- 書くときに気をつけるポイント
なぜ本を書き写すのか?


一文字なら、お手本を見ながら、十字線にそってバランスよく書くことはできるようにはなります。
でも文章を書くときは、全体のバランスが重要になるので、お手本の練習だけだとなかなかうまくなりませんでした。
やっぱり実際に文章を書きながら、バランス感覚を養いつつ、満遍なく綺麗な文字を書く必要があるんだなと…。



結局、量を書くしかない気がします。
とすると、書く量を増やすために、勉強中の本や読書ノートなど作る時に、合わせて練習した方が効率が良いし、続きます。
本を写しながら字を練習する方法
本を写しながら、字を練習する方法は次の2つです。
- 読書ノートを作る
- 勉強中の本から覚えたいページを書き写す
読書ノートを作る


本は読んだだけでは忘れます。そうすると、なかなか本の知識を活用できません。



そのためにおすすめなのが、読書ノートを作る方法です。
読書ノートの作り方ですが、読書中に気になったページをチェックし、後でチェックしたページの文書を書き写します。
その時に、字のバランスを気にしながら、書き写せば、字の練習にもなります。
字の練習も兼ねながら、読書ノートを作れば本の知識も活かせるし一石二鳥です。
飽きずに続けられる方法です。


勉強中の本から覚えたいページを書き写す


勉強中の内容があれば、覚えてしまいたい内容を本から書き写します。
こちらも読書ノートと同じで勉強しながら、字の練習もできるので、飽きずに続けられる方法です。



英語の本を書き写してます。
写す時に気をつけるポイント
本の内容を書き写すときは、次の点を注意しています。
- 漢字は大きく、ひらがなは小さめに
- 下を揃える
- 文字と文字の間隔を均等に
- 横線は平行に、縦線は垂直にする
上記のポイントは、グラフィックレコーディングの本を参考にしています。
漢字は大きく、ひらがなは小さめに


書くときに、漢字を大きめに、ひらがなを小さめにすることを意識します。
本の書体は、漢字もひらがなも大体同じような大きさに見えますが、書き写すとき、画数の多い漢字は意識しなくても大きめになります。
なので、ひらがなを若干小さめに書くようにしてます。
下を揃える
横罫線のノートなら、下でラインで揃えて書きます。縦は中央のラインで揃えて書きます。



前は、横書きも、中央を意識していましたが、どうしても揃いませんでした。下のラインの方が楽です。
文字と文字の間隔を均等に
文字の間隔が、均等になるように気をつけてます。



意識しないとだいぶ詰まってしまいます。
横線は平行に、縦線は垂直にする
文字を書く時は、若干右上がり気味にするのが基本ですが、これが難しい。
一文字ならお手本を見つつ、十字線が入ったノートなら綺麗にかけますが、実用的じゃない。
グラフィックレコーディングの本では、横線は平行に、縦線は垂直をおすすめしています。
この方式で本のフォントを参考に書くと、そのままフォントっぽい書体になって、面白い!
この書き方が新鮮で、継続できてます。
おすすめできる人&向いてない人
本を書き写すのが向いてる人は、読書好きの人、何か勉強中の人です。どちらも知識を得ながら、字の練習もできるお得感があります。
逆に向いてない人は、本をあまり読まない人、お手本を見ながら、とめはねがある綺麗な文字を目指してる人は向いていません。
まとめ
字の練習が続かない場合は、読書ノートを作る、勉強中の内容で暗記したい箇所を書き写すのがおすすめです。
一石二鳥感があり、字の練習だけではないのがポイントです。