と不安に思いませんか。
実際に運んでみたところ
1台の4輪キャリーカートに、50Lくらいのコンテナボックスを2個分、積む重さは25キロぐらいを乗せて運びました。
ただ、2輪キャリーカートの場合は、運搬時に腕にかかる負荷が高いため、もう少し荷物を少なくしたほうがいいです。
この記事では、家族4人で電車で徒歩キャンプをしている2児のワーママが、キャリーカートで荷物を運んだ経験をもとに書いています。
この記事でわかること
- キャリーカート運搬でのポイント
- 電車に乗る時のポイント
- パッキング、運べる荷物の量
電車に持ち込みできるサイズを確認
そもそもキャリーカートって電車に持ち込んでいいの?
と思い、JR東日本の公式HPを確認しました。
携帯できる荷物で、タテ・ヨコ・高さの合計が250センチ(長さは2メートルまで)以内で、重さが30キロ以内のものを2個まで持ち込むことができます(ただし、傘、つえ、ハンドバックなど身の回り品は個数に数えません)。
引用:JR東日本 手回品
JR東日本の場合、電車に持ち込みできるサイズは250cm(長さ2mまで)、重さが30キロ以内のものを2個までとなっているようです。
※2022年11月7日時点
ポイント
念の為、事前に使う鉄道会社の持ち込める荷物の基準を確認しておきましょう。
鉄道会社の規定内に収まるようにキャリーカートで荷物を運ぶのが前提になります。
ちなみに
↓例えばこういうワゴン。このコールマンのキャリーワゴンは、寸法の合計が259cmになります。
キャリーカート運搬でのポイント
キャリーカートを使って、キャンプ地へ移動するときのポイントを記載します。
改札を通れる幅でパッキングすること、電車の乗り降りの時に持ち上げられる重さにすることが重要です。
改札を通れる幅でパッキングする
改札を通れる横幅で荷物をパッキングしましょう。
駅の改札は、「通常サイズの改札」と「大きいサイズの改札」があります。
- 通常サイズは大体55cm〜60cmくらい
- 大きいサイズは90cmくらい
のようです。
大きいサイズの改札は大体通れますが、通常サイズの改札だと、案外通れないです。
駅によっては、大きいサイズの改札がない場合があります。
そうすると
- キャリーカートから荷物を下ろして、改札の中から、改札の外に荷物を渡すか
- 駅員さんがいれば、改札を通さずに通してもらう
かのどちらかになります。
駅員さんがいて、通してもらえればいいですけどね。。
いなかった場合を考えると面倒なので、荷物の横幅は55cm以下になるように意識してパッキングしたほうが無難です。
その時は、2輪のキャリーカートに横置きでコンテナボックスを積んでました。
ボックスの幅は53cmでしたが、膨らんでいたのか、どうしても通せず。
駅員さんも見当たらず。
仕方なく、キャリーカートから荷物を降ろして、改札の中から改札の外にいる夫に荷物を手渡しました。
大人が2人だったので、協力して荷物を改札外に渡すことができましたが、一人だったらかなり厳しいですね。
ちなみに、現在は2輪キャリーから4輪キャリーにしたため、縦長で引っ張っていくので横幅問題は解決しました。
丸ごと持ち上げられる重さにする
キャリーカートごと持ち上げられる重さで、パッキングしましょう。
電車の乗り降りする時など、状況によってはキャリーカートごと持ち上げることになります。
例えば
- 乗り降り時は、一人で行う
- 電車とホームの間が離れている
- バスの乗り降り時
など。
キャリーカート自体も数キロあり重いです。
キャリーカートごと、いっぺんに持ち上げられるか考慮して、荷物をパッキングした方がいいです。
キャンプする場所の駅のホームって、びっくりするほど、電車とホームの間が離れてる場合があります。
勢いをつけて電車からホームに下ろした時の衝撃で破損!と言った事故を防ぐために、ある程度は余裕をもった重さにしましょう。
詰みすぎると荷物が落ちる
あまり詰みすぎると、荷物が落下します。
舗装された道は大丈夫でも、キャンプ地につくと砂利道、坂道になるので、振動で落ちます。。
よく落ちるパターンが
- コンテナボックスの上の荷物の固定が甘くて落ちる
- 持ち手に引っ掛けた荷物が落ちる
など。
コンテナボックスは、紐でキャリーカートで固定するので落ちることはないです。
固定しづらいものや、持ち手に引っ掛けた荷物が落ちます。
解決方法として、一次置きできるように、カゴみたいなボックスを上に積んで、荷物の出し入れがしやすいようにすると便利です。
ボックス型のキャリーは注意が必要
ボックスがついているタイプのキャリーは、ボックス部分が壊れた時にリカバリーが大変なので注意が必要です。
電車とホームが空いている駅で、勢いをつけてボックス付きのキャリーケースをホームに降ろした時に、衝撃でボックス部分が壊れたキャンパーを見かけました。
ボックス型キャリーカートが壊れた場合、ボックスもキャリーカートも両方使えなくなる上に、手持ちの荷物が増えることに。。
もし、ボックス型キャリーが付いているタイプを利用するなら、あまり積みすぎないようにした方いいです。
また、キャリーカートやボックスが破損という不測の自体に備えて、大きいエコバッグ入れておくと安心です。
おすすめはIKEAのブルーバッグ。
カサ張らないし、サイト内で荷物を出して一次置きするのにも便利です。
↓ボックス型キャリーはこういうタイプです。
電車に乗る時のポイント
キャリーカートでキャンプの荷物を、電車で運ぶときのポイントです。
混んでる時間帯は避ける
混んでる時間帯は、できれば避けたいですよね。
難しいなら、行きだけでも早朝などにして、混み合ってる時間帯の電車に乗らないようにします。
帰りは、食料がなくなるので行きよりは荷物が少なくなります。
品川、新宿、池袋は避ける
品川、新宿、池袋など、特に混み合う場所は避けて移動します。
筆者は東京都の西の方に住んでいるので、都心を通るルートの千葉県は、徒歩キャンプの候補から外しています。
改札が通れるか確認しておく
上記でも書きましたが、通常サイズの改札の幅で通れるように荷物をパッキングします。
駅の改札は、「通常サイズの改札」と「大きいサイズの改札」の2つがあります。
- 通常サイズは大体55cmくらい
- 大きいサイズは90cmくらい
のようです。
大きいサイズの改札がないことを考えて、荷物の幅は55cm以下にしたほうが無難です。
線路とホームの隙間が広い
キャンプ場がある郊外の駅だと、線路とホームの隙間が広いです。
そのため、荷物を下ろすときに腕力が試されます。。
終点駅ならいいですが、それ以外だと焦りますしね。。
事前にキャンプ場の最寄り駅を確認し、どの車両に乗ったら荷物の積み下ろしがスムーズか確認しましょう。
エレベーターがあるかチェック
使用する駅にエレベーターがあるかチェックしましょう。
盲点なのがエレベーターがあると思ったら
停車するホームが複数ある駅の場合で、停車するホームによっては階段のみの連絡通路を使わないと、改札から出られない時があります。
高尾駅がそうでした。。
こういった想定外のパターンがあるので、下調べは重要です。
事前に下見をしておく
初めていくキャンプ場は、デイキャンプで下見をしてからいく方が無難です。
経験上、事前にネットで調べても、行ってみないとわからないことの方が多いです。。
徒歩キャンプの場合、不測の自体があった時に代替え手段がなく、最悪帰るしかないという事態も。
デイキャンプであれば荷物も少ないし、失敗してもまあいっかと思います。
下見では
- 電車での移動ルートの確認
- キャンプ場の状況から、必要な荷物と不要な荷物の確認をする
- 子どもが安全に遊べるキャンプ場か
が確認できます。
行ってみると「このキャンプ場の場合デイキャンプで充分かな」と思ったり、逆に「今度はキャンプで泊まりたい!」とキャンプ場の良し悪しがわかるので特にデイキャンプ→キャンプの順が安全です。
キャリーカートが壊れた時のために予備のバックを持っていく
キャリーカートが壊れた時のために、手持ちできる予備のバックを持っていきましょう。
かさばらなくて、丈夫で安いIKEAのブルーバッグがおすすめです。
2輪キャリー カートの使い勝手は?
電車キャンプする時に、はじめは2輪キャリーカートを使いました。
夫と筆者で同じもの2輪キャリーカートを使ってました。
キャリーカートは
- 折り畳みできる
- タイヤが大きい
- 手持ちのコンテナボックスが乗せられる幅
を目安に選びました。
2輪か4輪かは迷いましたが、小回りが効きそうでタイヤが大きいタイプの2輪にしました。
2輪は斜めに倒して引っ張っていくので、高く積むほど腕にかかる負荷が強くなり、長時間は引っ張れなくなります。
使っていたキャリーはコレ↓
このキャリーカートはタイヤが大きくゴムなので引っ張っても音が静か。
キャリーカード自体の重さは約3キロですが、その分頑丈です。
デイキャンプと合わせて10回ほど使ってますが、壊れる様子なし。
完全に二つに折り畳めるので使わない時はコンパクトになります。
追記:4輪キャリーにした。
テントを買い替えたことをきっかけに、2輪キャリーで運ぶ重さの限界がきたため、4輪キャリーカートにしました。
4輪はやはり楽です。
ただ、キャリーカート本体の重さは、約7キロと2輪のキャリーカートの倍以上。
臨機応変に対応できるように、2輪と4輪にトランスフォームする花岡車輌のキャリーカートにしたからです。
女性では、扱いづらい重さのキャリーカートです。
(なのでメインで使うのは夫)
メリットは
・積み込んだコンテナボックスを、縦長にして引っ張っていくので、改札の幅は気にしなくて良くなった。
・引っ張っていく時の負荷がほぼない
デメリットは
・小回りが2輪より効かない。
・タイヤがロックされないタイプのため、動かないように気をつける必要がある
という感じ。
家族4人徒歩キャンプの荷物量
家族4人で徒歩キャンプをする時ですが、子供は小さいため、大人2人で4人分を運びます。
大人1人が運べる荷物が、大体80リットル〜120リットルくらいでした。
荷物配分としては
- 夫:キャリーカート、コンテナボックスを2個(50リットル)orテント、クーラーバック、バックパック(50リットル)
- 筆者:ウィリーバッグ(50リットル)バックパック(33リットル)
- 長女:リュックサック
- 長男:荷物なし
という構成。
持てる荷物の限界値が大体わかったため、足りない分はキャンプ場でレンタルすることにしました。
バックパックは軽さ重視
バックパックは、モンベルのメッシュギアコンテナ 50を使ってます。
キャンプ道具が入る大容量のバックで且つ安いものを求めた結果、メッシュギアコンテナ50に行きつきました。
初めメッシュってどうなんだろ、、と思ったけど、大容量バックが必要だったため試しに使ってみました。
メリットは
- バック本体の重さが680gと軽い
- 使わない時は収納しやすい。
- メッシュなので外から荷物が見える
- サイドファスナーがあるので荷物を出しやすい
となかなかの優れもの。
デメリットとしては
- メッシュなので、雨が降ると濡れる
- 外から中身が丸見え
の2点があります。
どちらも、小袋に入れて収納することで解決します。
荷物は軽さ優先
キャンプギアを選ぶ基準は軽いかどうかで選んでます。
- 軽さ
- コンパクトになるか
- 価格
- 複数の用途で使えるか
という優先順位。
ただ、ギアは軽さに比例して値段も高くなっていきます。
軽さと価格との折り合いが難しいです。
価格を優先して重いギアを選ぶと、結局持っていかないか、買い換えるパターンになることも。
ちなみに我が家は、価格面から寝袋が軽量化できず、私と子どもの寝袋が約4.4キロもあり荷物を圧迫しています。
毎回、軽量化したいと思いつつ寝袋は高いので実行できず、、。
羽毛の高さよ。。
パッキングのポイント
パッキングはポイントは
- 重いものは下に
- 圧縮袋を使ってコンパクトに
- すぐ使うものはバッグにいれる
- 寝具など濡らしたくない荷物はビニール袋に入れてパッキングする
などです。
キャンプ場についた時に初めに設営を始めると思うので、テント、グランドシート、ペグをわかりやすくまとめておくとスムーズです。
私はテント設営時に一回マニュアルをみて確認するので、マニュアルを取り出しやすい場所にしまっています。
食料が重い
食料は荷物の中でも、重くなりがちです。
ソフトクーラーボックスを使っているため、保冷剤を多めに入れています。
夏場は
- 保冷剤
- 保冷剤代わりの冷凍ペットボトル3本
など入れるため、保冷剤だけで1.5kg。
家族4人分の食料(野菜、肉、米、パン、缶詰、おやつ、ビール)と保冷剤を入れると、約6キロく前後になります。
そして、荷物をパッキングするとき、食料は一番最後になります。
「食料がなんだかんだと重くなる」
ことを考えて、荷物を準備していきましょう。
出ないと、持ち運ぶのが難しい量になります。
事前にパッキングする
キャンプに行く前に一度家で荷物をパッキングしてみましょう。
持ち運べない可能性があるかもしれません。
またパッキングした荷物を抱えて移動できるかも重要です。
いざというとき、荷物をキャリーカートごと抱える場面は意外と多いです。
まとめ:キャリーカートの電車移動で大切なのは荷物の幅、荷物の重さ、ルートの下見
キャリーカートで電車移動する時には、改札が通れる幅か、持ち上げられない重さではないか、ルートの下見をするのが重要です。
ポイントは
- 使う改札で大きい改札がなければ、通常改札で通れる55cm以下の横幅にする。
- 1人で電車に乗り降りするときは、キャリーカートごと持ち上げられる重さにするか。
- 電車のルートは、エレベーターがあるか、混み合う時間帯かなど。
などです。
いくつかあるポイントを抑えて、快適に電車を使い徒歩でキャンプ場に行きましょう!
最後まで読んでくれてありがとうございます。